うみねこの話に横から割り込みを

ようやく事件が起きた! - 一本足の蛸

『うみねこのなく頃に』の叙述客観性問題 - 魔王14歳の幸福な電波
(コメント欄も)


ひぐらし」投げた人なら、「うみねこ」の一話は辛いとは云わないまでも警戒心が働くのは自然かなぁと。
その時点では読者(というかプレーヤ)も「ひぐらし2」みたいなの期待してたと思うし。


 ……違うよ、全然違うよ。


「どう違うのか」を語ること自体がネタバレになるので明示的には語らないけど、「『うみねこ』の叙述形式だと」なんて言葉がさらっと出てくる程度に推理小説を読み/語り慣れているなら、驚いたり呆れたり感心したり苦笑したり、はすると思います。そこまでの道が少々長い(本格化するのは3から)けど、前段がどうしても必要になるんだよね、話の構成上。
 この点は間違いなく「推理小説に造詣の深い人の方が」違和感なく受け止められるだろうし、楽しめると思います。

私の読書スタイルは非常に特殊なもので、たとえば「うみねこ」(本ではないから読書でもないのですが、そこはそれ)の場合だと、嘉音は紗音を「姉さん」と呼ぶが嘉音は紗音の実の弟ではない、ということの説明があったときには、「じゃあ、嘉音は紗音の実の妹ではないか?」などと疑います。

 普通、普通w *1
 そういう読み方をする人なら、やはりプレイしておくべきではあるでしょう。


 作者を信用できないというのなら、作者は信用しなくていいので「うみねこを薦める俺を信じろ」という感じです。 ←これが云いたかっただけ

*1:ミスオタ的に。